FEATURE 06

INTERVIEW WITH REBECCA SCHMIDT

1.名前

レベッカ・ジェーン・シュミット

2.生年月日

1975年5月24日

3.いつ頃活動を始められましたか?

子供の頃、アマテュア写真家の祖父を見ていて写真に興味を持つようになりました。実際に写真家になろうと思ったのは、1994年の夏、アパラシア山脈にいた時のことです。その時カメラを持っていなかったため、まわりの素晴らしい景色を撮れないことがくやしくてたまりませんでした。その年の秋に最初のカメラ、ミノルタ102を手に入れました。そして写真を学びはじめたのです。それ以来ずっと写真を撮り続けています。

4.作品を撮る時、何かテーマはありますか?

ミュージシャンで写真家でもあるピーター・ネイシュが、「私は消えゆく瞬間を捕らえたいと思っています。現実よりも素晴らしく。」と語っているのを読んだ時、「これだ!」と思いました。私は、いつも日常のありふれた風景の中に埋もれているおもしろいものを捕らえたいと思っています。特に水面やガラスが創り出す光の反射や歪みに心を奪われます。そして影にも引き付けられています。それらのものを見ていることで私の人生は本当にエキサイティングなものになるのです。

5.最近の活動について教えて下さい。

私の古い作品テーマに加えて、最近私は古くなった、風化した物の中に何か新しい要素を発見する事に興味があります。一番新しい作品は、昨年の夏にアメリカを旅行した時に撮ったものです。その前は、段原地区の古い路地にはまっていました。

6.いつも何からインスピレーションを得ますか?

目に映る、すべてのおもしろいこと。だいたい予期してない時におもしろいものに出会います。

7.作品を作る上で、影響を受けた人物はいますか?

私をいつも励ましてくれ、また写真を撮る事が私の天職である事を思い出させてくれるの素敵な友人達。彼等の私の作品に対する意見にいつも感謝しています。私をいつもより深い世界へ導いてくれ、また夢に近付けてくれますから。

8.最近気になる事や、人物を教えて下さい。

新しいことをやろうとしている人すべて。最近、私は他の人が何をやっていて、またどんなことをやろうとしているのかを聞くのが好きです。ポジティブなエネルギーを与えてくれる人に興味があります。

9.好きな食べ物、花、好きな場所を教えて下さい。

トマトとマッシュルーム。ひまわり。三滝寺。

10.今後どのような活動をしていきたいですか?

そうですね…。もし将来どうなるか分かっていたら…!もう2、3年は広島にいようと思っています。ここに住みながら英語を教えて、旅をして、そして創作していきたいです。広島に住む、またはここを訪れるおもしろい人たちに出会っていければと思います。そしてお互いにインスパイアし続けていければ最高ですね。もっと短いスパンの計画では、モノクロで撮った富士山の写真と、昨年の夏の旅行の写真の展示会をしようと思っています。また、ウェブサイトも春までにはつくりたい!

11.あなたにとって「PEACE」とは何ですか?

「PEACE」は、お互いを尊敬し尊重しあう事。「自分が人にしてほしい事を自分も人にしてあげる」。古くから言われている、よくあるフレーズですが、私はこの事を深く信じています。すべての人々、すべての国々がこの事を実践できれば、真の平和はそう難しい事ではないと思います。

12.一言何でもどうぞ。

私にとって写真家であるということは単に写真を撮るというだけの事ではありません。それは「見るアート」を常に発見していく事です。そしてそれはどんな人にもできる事だと思います。どうかまわりを見渡してみて下さい。必ず、いつも何かしら美しいものがあなたのすぐ目の前にあるはずです。でも残念な事に、私達の目はしばしば生活の些細な事におおわれて見えなくなってしまいます。あなたの視界を塞ぐものを捨て心を開いて発見し、抱き合い、キスして笑って下さい!

Nao on the cracked mud of the Rio Trande(Mexico or Texas border)
A scissor shop in North Beach, San Francisco,CA
Funky Wooden cover of a Radiator in Santa Fe,NM
Jeans hung out to dry-clothesline in Portland,OR
Bay Bridge San Francisco,Oakland,CA