The International Love Cafe Vol.2

By Dannette Lambert

インターナショナルな愛というテーマで書くにあたって、今回わたしは、いつもわたしの心の一番近くにある存在-Kobaについて書くことにしました。

これは、とても簡単な選択のようにも見えます。広島で、これほどまでに親密な関係を築ける場所が他にあるでしょうか?そのこと(Kobaについて)以外に、私が瞬時に語れることがあるでしょうか?私は、何かに理由をつけて(理由をつける必要があるかのように)ほとんど毎週末、時にはウィークデイにもよくKobaに立ち寄ります。私の写真がその壁に飾られていたこともありますし、(友人の写真展のときのことです。)ラブカフェでは私の作った料理がそこでふるまわれましたし、また私の一番幸せな思いでたちはその温かくて居心地のよい空間で生まれました。そこはまさに私の「家」であり、私が安心できる場所が必要な時には必ず立ち寄る所であり、いつも友人達の笑い声と温かく迎え入れてくれる雰囲気に満ちているお店なのです。

私がKobaと、そこにたずさわっている人たちの事をどんなに愛しているか、言葉では言い表せません。でも、それをすることが今回の記事のテーマであり私のやるべきことなので、筆をすすめようと思います。

さて、何からお話すればいいでしょうか?言ってみれば、それは「私が普通で居られる空間」のことを、いつも「めずらしい」(ダネット注釈:辞書ではレアな、神秘的な、でもダネットの訳では「変な」)者として扱われていると感じる世の中へ向けて話すことになります。それに私の正直な感情表現は、きっと危険な表現になりかねないでしょう。私の大好きなことについて書くにあたって、私は多少陳腐な表現を使うリスクや、尊敬する人が少し照れるような表現をするリスクを負うことになるかも知れません。

もちろん、Kobaについて私と同じような思いを持っている人はたくさんいらっしゃることでしょう。その証拠にKobaはいつも本当にたくさんのお客さんでにぎわっています

Kobaの一周年のパーティーの時には広島の「クールな」人たちがみんな集まりボム(ご存じとは思いますが、kobaのオーナーです。)をお祝していました。スタッフのケンタ君の誕生パーティーを含む2日間にわたったその一周年記念パーティーには、明らかにキャパシティーを超えた人数のお客さんがつめかけ、お店の中を移動するにも他のお客さんに触れずに移動することは不可能で、そのことがより親密な雰囲気を作り出していました。2日間ともまるで家族に囲まれているような雰囲気で、この手のパーティーでよくある「排他的な」雰囲気はみじんも感じられませんでした。

すべてにおいての中心人物、私たちの「家長」とも言えるボムちゃんは、彼の周りの人すべてに与える温かい愛情で光り輝いています。彼がお客さん達の中を動き回る姿を見ていると、Kobaの成功の秘訣が分かるような気がします。それぞれすべてのお客さんと、ボムちゃんは挨拶をかわしていました。抱き合って、長い長い握手をかわす姿から、お互いの深い関係を見ることが出来ました。新しいお客さんは、温かい言葉と笑顔で迎えられていました。いずれにしてもすべてのお客さんが彼の存在によってリラックスしその場を心から楽しんでいました。「ボム」というニックネームが、彼がかつて大きなアフロヘアーだったことに由来している事は知っていますが、そのことを抜きにしてもそのニックネームは彼にはぴったりだと思います。彼はまさに光と、音と、温かい空気を爆発させて周りの人々を幸せの渦に巻き込んでいくのです。

Kobaはまさにその「渦」の中心で、まんまとその魅力の虜になっていることを私は幸せに思っています。

Love Cafe Information・
ダネットの主催するインターナショナルラヴカフェは、色々な場所を借りて不定期に行なわれている。その名前の示す通り、ベジタリアン料理を提供するだけでなく、そのことを通じて根源的な「愛情」をサーヴすることが、彼女の活動のテーマでもある。この活動を手助けしてくれる多くの友人たちに支えられて、少しずつ活動の幅も広がってきている。次回ラヴカフェの料理は12月12日、Palladiumにて行なわれるパーティーで楽しめる。(詳しくはイベント情報に記載) また、彼女とコンタクトを取りたい方は下記まで。

Contact: Dannette's E-mail address dlambert_420@yahoo.com